人生の雑記帳

思ったこと。気付いたこと。疑問。後悔。思い出。忘れたくないこと。そんなことを書き留めよう。

住んでみて楽しかったのはやっぱり北海道!

今週のお題「住みたい場所」。

 

私は大阪に生まれて今もたまたま大阪にいるが、

この間に大学入学や就職・異動に伴って札幌から関東近郊3県を転々とした。

まあどこに住んでも都であり、早く離れたいと思う場所は幸いにしてなかったが、

やっぱり住み良さを感じられた土地は断トツで札幌だ。

f:id:Donchang:20210707211317p:plain

街が碁盤の目になっていて非常にわかりやすく設計されている。

道内の公共交通手段は脆弱だが、札幌は地下鉄だけでだいたい事足りる。

そして、そもそも全道的に車がないと生活していけないといっていい環境なので

一家に一台どころか一人一台くらいの割合で車がある。

冬場は危なくて自転車乗れないからね。

10分も走れば交通量も少なくなり、信号もなくなり、ザ・北海道って感じになる。

これが好きで週に2〜3回はこれを感じるために出かけたものだ。

そしてなんといっても食べるものがうまい。

私は学生時代に学生街のアパートに住んでいたので余計にそう感じるのだが、

1000円出さなくても十分腹一杯になる。

学生にとっては夜に店いって食べるときに定食で500円台はデフォルトだ。

700円台のもの食べようもんなら

「お前金持ってんな」

「もしかしてパチンコ勝った?」

と聞かれる始末。

今はもう少し上がってるだろうが、学生の多い街ならではだ。

まあ時間のある学生だからこそ楽しく過ごせたのかもしれない。

北海道は産業が弱いから社会人にとっては住みやすいとはいえないだろうな。

地方公務員でも釧路とか宗谷、網走管内とかに異動になっちゃったら大変だよ。

札幌に帰ってくるだけで片道車で5〜6時間はかかるもんなあ。

東京の人が関西に転勤になるのとほとんど変わらない。

 

住みたい、って真剣に思ったわけじゃないんだが、ここに住んでみたら

どんな生活になるんだろうな、って想像をした場所がある。

知床だ。

f:id:Donchang:20210707211804p:plain

2005年に世界自然遺産になったとこだ。

知床はザックリだが「ウトロ」と「羅臼」に大別される。

真ん中にある知床峠を挟んで北側がウトロ、南側が羅臼

観光客が多く、名所と呼ばれるところが多めなのはウトロの方だ。

学生時代も含めて何度となく行って楽しんだものだが、訪れる度に思ったのが

「ここに住んでる人たちってどうやって生計立ててるんだろ?」

ってことだ。

おそらくは観光業、漁業、酪農という人が多いんじゃないかと思うが、

中には海産物とかの加工を生業にする会社員って人もいるはずだ。

まあ人が住んでるんだから生活していけるだけの収入はあるんだとは思うが

交通手段が限られてるし通うだけで一仕事。

クマも出るし車必須だろうな。

学生だったら車乗れないからもっと大変だ。

休日の娯楽にしても一番近い街が斜里だからなあ。

それなりの規模を求めたら北見か釧路まで出ないといけないわけで、

もはや一泊旅行してもいい距離だ。

 

北海道を肌で感じて生活したい、自然大好き、自転車乗り、釣り大好き。

1人生活していける収入さえあれば少々不便でも気にならない。

そんな人にとってはこれ以上ない環境かもしれないな。

女の子の話その⑰ -アルバイトで出会ったEちゃん-

私が北海道に住んでいた最後の年。

ある女の子がアルバイト先に入ってきた。

Eちゃんという子だ。

第一印象特に私の好みのタイプの子ではなく、ズキューンとなったわけではない。

のんびりした子で人懐っこく、人に優しい。

自炊もしっかりしていてちょっと家庭的。

そんな印象の子だ。

f:id:Donchang:20210311222251p:plain

私がメイキング中心になっていたこともあって、話す機会も多く

RPG好きとかの嗜好が一致してたこともあってすっかり仲良くなった。

f:id:Donchang:20210310202232p:plainf:id:Donchang:20210310202241p:plain

彼女は聞き上手で物腰が非常に柔らかい。

恋愛の対象ってわけじゃなかったんだが、だからこそというべきか

仕事が終わった後にたまに御飯食べに行ったりドライブしたりするようになった。

彼女は4つ年下で、私とは別の大学に通っていたのだが、

一緒にいて楽しいしすごく気持ちが楽なのだ。

別記事で書いたMちゃんとの関係とだいたいおんなじだ。

 

後に気になる子に進化するとはそのときは当然わからんわけで、

まったく異性として意識せず格好をつける必要もなかったから、

きわめて素のまま彼女と一緒の時間を過ごしていた。

Mちゃんのときもそうだったが、そういうときに限ってスムーズに事が運ぶ。

気付くと学校と仕事以外の時間は彼女といる時間が多くなり、

お互いに一人暮らしだったため、それぞれの部屋に遊びに行くようにもなっていた。

f:id:Donchang:20210310202616p:plain

もちろん本当にゲームとかして遊ぶだけでその先は何もない。

私にその気がなかったのだから当然だ。

競馬場が近かったので馬を見にいったこともあったんだが、

そのときも彼女はサンドイッチを作って持ってきてくれた。

もう完全にデート仕様だ。

 

ある日、夜遅くに肝試ししに行ってみようか?ということになり、

郊外にある人気のない貯水池に2人で行ってみた。

確かに真っ暗で非常に怖い。

そして歩いているうちに自然に手を繋いでいた。

暗くて怖い場所だったことが距離を縮めたのかもしれない。

私も少しずつ彼女を意識し始めていたということなんだろう。

いつの間にか彼女がストライクゾーンの中に入ってきていたのだ。

確かに一緒にいて「可愛いな」と思えるようになっていた。

とはいえ関係が進展したわけではなく、その日はそこまでだ。

 

そしてまた別の日、彼女の部屋で2人でゲームして遊んだ後、

かなり遅くなったので私が帰ろうとすると、彼女が私に言う。

 

「もう帰っちゃうの?」

 

もう、って日付変わりそうなんだからそりゃ帰りますよ。

お互い一人暮らしとはいえ、さすがに泊まることは憚る。

でもこれは結構な殺し文句だ。

あれ、この子自分のこと好きってことなのかな?

玄関へ向かいドアを開けたとき、彼女は手を振りながら

 

「また来てね」

 

うーん、男性本能をくすぐられる。

自分自身も彼女のことが好きならここで結論を出していたかもしれない。

でも少し意識し始めていた程度の段階でそれはまだできない。

 

しかしここで別の女の子の話が交差することになってしまった。

随分昔だけど・・・一気読みしたのはこれ。

今週のお題「一気読みした漫画」。

 

私が子供の頃によく読んだ漫画はドラえもんなんだが、

これは単行本が出るたびに買って読んでたので、細く長く楽しんだタイプのもの。

一気読みしちゃうのは「期待感なく手に取った話が予想外に面白い場合」だ。

思い出すと、一気読みするほど没頭したのが5つほどある。

 

妻をめとらば

f:id:Donchang:20210629162600p:plain

学生時代にしょっちゅう行く定食屋に置いてあった。

いつも読むジャンプとかスポーツ新聞が誰かに取られてたため、

仕方なく手に取ってみたわけなんだが、これが結構面白い。

その後しばらくはこれを読むために、店に通っていたといってもいい。

だが、結婚願望の強い主人公と相手候補の女性のやりとりが実にじれったい。

あまりに優柔不断なやりとりに後半はだんだん嫌気がさしてしまい、

一気読みした後にすごくガッカリな読後感に苛まれた。

めぞん一刻」の五代と響子さんの関係にイライラしたのと似てる気がする。

響子さん鈍感すぎるんだもん。

 

サバイバル

f:id:Donchang:20210629162635p:plain

最近小学生向けに似たようなタイトルの漫画シリーズが出てるが、

それよりずっと前にさいとうたかを原作で世に出た作品。

地震で壊滅した日本を舞台に生き残った少年が、

孤独と戦いながら生き抜くさまを描くものだ。

中学生のときに床屋の待ち時間に読んでたら面白くてハマってしまい、

続きが気になってまだ伸びてもないのに頻繁に通った。

しかも混んでる曜日と時間帯をわざと狙って。

無事読み終えることはできたが何度でも読みたくなる内容だったため

数年後に中古屋でまとめ買い。

今でも自宅の本棚の目立つところに置いてあり、現在中学生の息子が読んでる。

非常時に役に立つ内容もかなりある。

 

ブレイクダウン

f:id:Donchang:20210629162713p:plain

サバイバルと同じさいとうたかを原作。

こちらは小惑星が地球に衝突した後の物語。

主人公が20歳過ぎの冴えない青年であり、生き残った人が多数いることから

醜い人間関係を中心に描かれており、サバイバルに比べて読後感はあまり良くない。

でもやっぱりさいとうたかを漫画だけあって何度でも手に取ってしまう魅力がある。

地震小惑星の激突も現実にあり得ることだからなんだろうな。

 

アウターゾーン

f:id:Donchang:20210629162816p:plain

昔少年ジャンプで連載されてたやつ。

現実とは違う「アウターゾーン」に足を踏み入れた登場人物が不思議な体験をしたり

奇妙なグッズを手に入れたはいいが欲にかられて命を落としたり、という話。

笑ゥせぇるすまん」、最近なら「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」と近いテイスト。

だいたいジャンプの巻末だったからそれほど大ブレイクしたわけではないが、

コアな人気はあった作品みたいだ。

私もそのコアなファンの1人だったので、連載が終わった後もう一度読みたくなり

中古屋でシリーズ一気買いして一晩で読んでしまった。

設定がいつか見たような話も多いが、通常ならバッドエンドで終わるところを

作者の信念でハッピーエンドに変えているものがかなりある。

3つの願い事を叶えてくれる道具であれば、だいたい3つ目で地獄に落ちるのが通例だが

裏の裏をかいて人間側が勝つ、とか。

 

江戸むらさき特急

f:id:Donchang:20210629162940p:plain

ビッグコミックスピリッツで連載されていた四コマ漫画

3巻までしか出てないが、とにかく面白くて夢中で読んだ。

舞台は江戸時代だったり時代劇だったり、とにかく昔の日本。

そこに現代にしかないエッセンスを混ぜて笑いを作るものが多い。

日本の歴史を勉強したことがある人なら3倍笑えると思う。

私も高校時代日本史を選択していたのでツボに嵌った。

 

他にも多分あるとは思うが思い出せるのはこのくらいだな。

一気に読めるものはそれだけ面白いからなので、

時間を置いて何度でも読み返したくなるのが共通点だ。

読まなくなった本はかなりヤフオクとかに出して減らしているが、

こういう本は最後まで手元に残すだろうな。

100万円あったら・・・

今週のお題「100万円あったら」。

f:id:Donchang:20210629162130p:plain

正しくは先週のお題だな。

さて自分ならどうするか。

多分住宅ローンの返済に充てて終わる気がする。

夢もなんもないな。

いや、この100万円という金額にそもそも夢がないのだ。

ひと昔前なら「100万円」こそ大金の代名詞だったが

社会人になって経験を重ねると、それほど夢物語な数字じゃないことがわかってくる。

企業によっては1回のボーナスで出る場合もあるし、

車を買うのだって平気で100万以上の金が動く。

もちろん手元にポンと降ってくればこんなに嬉しいことはないんだが、

昔よりは100万の持つ価値が下がった気がする。

世の中がそうなのか、自分だけがそうなのか・・・

 

昔読んだドラえもんの話で、パパが宝くじで600万円当てたというのがあったんだが、

そのときのママの狼狽ぶりが強く記憶に残ってる。

海外旅行をして車を買って宝石を買ってそれからそれから・・・

みたいなことをのたまってたんじゃないかな。

子供心に

「600万円って何でも買える大金なんだなあ・・・」

と思ってたんだけど、ママの言う通りに使っちゃったら多分いくらも残らないよ。

ましてや100万円じゃあ現実的な使い道になろうってなもんだ。

 

このお題は1億円くらいの方が良かったんじゃないかな。

お菓子の作り方その④ -シュークリーム-

私はシュークリームというと老舗ヒロタのやつが一番好きだ。

ちょっと小さめでそんなに高級感もないんだが、その中でもチョコレートが大好きだ。

中もチョコクリームだし、生地にもチョコがかかっててカカオ好きにはたまらない。

あんなのを作ってみたくて挑戦した。

f:id:Donchang:20210219200442j:plain

【生地】だいたい直径7cmくらいのやつが20個程度

  • 水・・・100cc
  • 牛乳・・・90cc
  • バター・・・75g
  • 塩・・・少々
  • 砂糖・・・少々
  • 薄力粉・・・110g(ふるっておく)
  • 卵・・・3個
  1. 水、牛乳、バター、塩、砂糖を鍋に入れて沸騰させる。バターは高いので一部または全部をサラダオイルにしてもそれなりにできる。
  2. 火から下ろして粉を加え、木ベラで混ぜる。結構力と根気がいる。
  3. 粉っぽさがなくなり、鍋底に薄い膜が張ったようになればいい。
  4. ここに溶いた卵を少しずつ加えながら混ぜる。
  5. ヘラで生地を持ち上げ、逆三角形にゆっくり落ちるくらいになればOK。ここのさじ加減が結構難しい。硬すぎると手順7で絞り出せなくなるし、柔らかすぎると絞り出した後に生地が広がってしまって平べったくなっちゃう。柔らかくなりすぎた場合は薄力粉を足して調整していい。
  6. 絞り袋に入れる。
  7. 直径4cm、高さ2cmくらいになるように絞り出す。
  8. 200℃で10分くらい、180℃に下げて35分くらい焼く。

大きめに作りたい場合は絞る量を多めにすればその分大きくなる。

パンじゃないのでそこまで派手に膨らむわけではない。

 

【クリーム】

  • チョコレート・・・100g
  • クリーム・・・200cc
  1. 細かくしたチョコレートと生クリームをボウルに入れる。
  2. 湯せんでチョコレートを溶かしながら生クリームと混ぜる。
  3. 常温に戻して一度冷蔵庫でしっかり冷やす。ここがちょっと面倒な点かな。私は面倒がって最初これをやらずに保冷剤(よくある小さいカイロみたいなやつ)をいっぱいボウルに当てて強引に冷やしながらやったのだが、泡立つまでものすごく時間がかかった。分離するかとヒヤヒヤした。ちゃんと冷やしてからやった方が絶対いい。
  4. 泡立てる。
  5. 絞り袋に入れる。
  6. 焼き終わったシュー生地の裏からクリームを絞り入れる。どのくらい入っているかが見えないのが難点だが、手に加わる重さで判断。少なめでも十分おいしいはずだ。絞り出し方式にせず、シュー生地を横に半分に切ってスプーンでクリームを乗せてから蓋してもいい。私はヒロタっぽい見た目にこだわったので絞り出し方式にしただけ。

 

【トッピングチョコ】

  • チョコレート・・・100g
  1. 細かくしたチョコレートを湯せんにかける。
  2. 溶けたらシュー生地の上の部分をとっぷりつけて引き上げる。見た目のツヤがやや劣るがゴムベラですくって塗りつけてもいい。
  3. チョコレートが固まるまで冷ます。

 

正直お菓子の中ではかなり面倒な方だ。

しかも労力に対してなくなるのは一瞬だったりする。

でもシュー生地に関しては練習しないとなかなかうまくならない。

私も何度も挑戦して3回目くらいからやっとまともなのができるようになった。

まあうまくできたときの充足感はかなりのものがあるメニューだ。

Microsoft Solitaire Collection ~ソリティアが面白い!その⑤ -TriPeaks-

↓ 前回のお話

donchang.hateblo.jp

ソリティア最後の5つ目はトライピークスだ。

名前の由来は3つ(Tri)の山(Peaks)があるように見えるから。

f:id:Donchang:20210323082129p:plain

 

使うカードは52枚(ジョーカーはない)。 

スタート時のレイアウトはこんな感じだ。

f:id:Donchang:20210323083601p:plain

 

場札・・・ゲーム名の由来でもある3つの山の形に28枚ある。

山札・・・左下にあるカードの束で、裏向きで重ねられている。

手札・・・山札から1枚カードをめくると、表向きになってここに移動する。

 

手札の数字に対して1つ大きいか、1つ小さい数字が書かれたカードを場札から選び、

選んだカードからまた1つ大きいか小さいカードを選び・・・を繰り返す。

つまり手札の数字をスタートとして連続的に続く数字を選んでいく、ということだ。

選んだカードは場札から取り除かれていき、

最終的には場札からカードがすべてなくなることを目指す。

山札や手札は余ってもいい。

 

ゲームの進め方

  1. 手札の数字をスタートとして、連続した数字を場札から選んで消していく。
  2. 連続して消した枚数が多いほど得点が高くなる(連鎖ボーナス)。
  3. AとKは連続した数字とみなす。
  4. 場札でさわれるのは表向きになってるものだけ。
  5. 場札で上に重なっているカードを消すと、下の札が初めて表向きになる。
  6. 消せる組み合わせがなければ山札をめくる。
  7. 山札は24枚あるが、一巡しかめくれない。

 

山札を最後までめくっても場札からカードがなくせなかったら負け。

このゲームも「ディール」と「ボード」という言葉が使われるが、

解釈の仕方はピラミッドと同じ。

 

このゲームは1回にかかる時間が最も短い。

5種類のゲームの中では最も単純なゲームで戦略性も低い。

運頼みのところが多いので、あまりやり込みには向かない。

フリーセルと対極にあるゲームといってもいい。

何回か失敗して初めて戦略を少し考えるくらいだ。

でも連鎖が面白いように続くときは結構気持ちがいい。

 

他の4種類をやってて気分を変えたいときにやることが多いゲーム、かな。

資格の話その④ -TOEIC- 文法問題に取り組む。

単語の勉強だけで400点台の常連だった私が600点を取れた。

そうするともっと上げたい欲が出てくる。

今度はパート5,6に出てくる文法問題を攻略しようと考えた。

使ったテキストは「文法特急」だ。

f:id:Donchang:20210211214526p:plain

「金フレ」とは著者が違うが、文法でよく出てくる例題がレベル別に掲載してあり、

正しい答えを導き出すパターンや考え方が解説してある本だ。

文法問題は文章の中にある空白に入る正しい語句を選択肢から選ぶ、というものだ。

単語はとにかく一心不乱に覚える必要があるが、文法問題はある程度パターンがあり、

選択肢の中の単語の意味がわからなくても正答がわかる場合が多い。

「文法特急」の中にも書いてあるのだが、空欄に

  • どの品詞が入るべきなのか
  • どの態(能動態、受動態)が相応しいのか
  • 文脈的に考えるとどれか

を考えさせる問題が多いように感じられる。

例えば空欄の後ろにSVOが揃ってるんだから、前置詞はありえない、とか

SVはあるけど他動詞でOがないんだからこれは受動態しか考えられない、とかだ。

文脈になるともう普通に読んで意味を理解して答えるしかないが、

だいたいは文章全体の構造からして、これしかない、というパターンが多い。

 

この本についても単語と同じように音読しながら学習した。

こちらは一度読んでしまうとだいたい答えを覚えてしまうが、それで構わない。

覚えた答えを含めて音読すればいい。

大事なのは、読みながらなぜその選択肢になるのか?を頭の中でレビューすることだ。

その答えになる理由がわかっていないと勉強している意味がない。

私はポイントになる理由を箇条書きにした付箋を各ページに貼ることにした。

そうしておくと答え合わせをしながら読み進めることができる。

最終的にほぼ全問で正答および選択の理由を言えるようになった。

 

そして再び試験である。

パート5,6でどれだけ上がるのか。

30点くらい上がってれば嬉しい。

そう思って受けたが、前回ほどの手応えはなかった。

文法というピンポイントの対策だったせいだろうか。

まあ単語も忘れないように並行してやっていたし、それなりに取れたと思った。

 

そして結果。

f:id:Donchang:20210315084635p:plain

ありゃ40点も落ちてる。

まあ問題も毎回変わるわけでスコアにも当然バラツキがあるだろう。

文法にフォーカスしただけなので、効果のインパクトが弱かったせいもある。

この時点の知識レベルが560〜600くらいの範囲にある、ってことなのかもしれない。

でも2回受けてどっちもそれまでより100点以上上がっているのは事実だ。

素直に勉強の成果は認めていいと思う。

あとはこれを維持しながら、他のスキルを上げていくことだ。

リスニングと長文読解。

まずはリスニングかな。

英語に長けている人によれば、リスニングの方が点数は上げやすいらしい。

単語をひとつずつ聞き取ろうとするんじゃなくて、ひとかたまりの音として

認識するのがポイントなんだとか。

聞き取れないのでそれはまだ理解できないが、確かにリエゾンとか考えれば

かたまりで、っていうのは何となくわかる気もする。

基礎的な発音テキストを買ったので、次はそれに取り組んでみようと思う。

女の子の話その⑯ -Nちゃんとの初詣デート-

↓ 前回のお話 ↓

donchang.hateblo.jp

脱"放課後制服デート"の3つ目はこれ、"初詣"だ。

制服以外でNちゃんと会ったのはこのときが最初で最後だ。

デートっていうと行くところから何から全部考えないといけないのだが、

そういう選択肢が乏しかった私にとって、出かける大義名分がある方がありがたい。

それが初詣だった。

f:id:Donchang:20210304230330p:plain

別に信心深いわけではもちろんなく、ただ彼女と学校以外で会う機会を作りたい。

考えて考えて辿り着いた唯一の答えがこれだったのだ。

 

↓ の記事で書いたが、終業式の後に駅でNちゃんからリボンをもらった日。

donchang.hateblo.jp

冬休みに入ってしまうので、約束するならこの日しかない。

電話は親経由になるのが確実なので、とてもじゃないがかけることはできない。

私は思い切ってNちゃんに31日の夜に京都行かない?と誘ってみた。

本当は夜遅めに出かけて何か所か回って初日の出見て朝方帰ってくるってのを

したかったんだが、さすがにまだ16歳の女の子だ。

親が許してくれないということで、遅くともその日のうちに帰す必要があった。

正月に入ってから昼間に行けばいいじゃない、と思うところだが、それは違う。

私はこのデートで、なんとしても初キスをしたいと考えていたからだ。

やっぱり昼間より夜が望ましい。

そうなるともはや初詣ではないが、それはもうどうでもよかった。

夜通しあれば1つや2つチャンスあるだろ、って思ってたんだが

その目論見が崩れたいま、日付が変わる前になんとかしなきゃいけない。

私はいろんなプランを考えては妄想と逡巡を繰り返していた。

なんという幸せな時間の過ごし方か。

 

そして迎えたその年最後の日の夕方。

彼女はちゃんは待ち合わせ場所に時間通りに来てくれた。

付き合ってんだから当たり前といえば当たり前なんだが、

自分のためにちゃんと約束を覚えていてくれたことがなんだかとても嬉しい。

初めて見るNちゃんの私服姿にドキドキしている自分がいる。

制服もいいが私服になると全然違った印象に見えるから不思議なものだ。

もちろんどっちにしても私から見れば最高に可愛いNちゃんであることに変わりない。

電車に乗って京都に向かう。

初めて2人きりでお出かけだ。

もう頭の中は完全に舞い上がっちゃってる。

いつもの学校の帰りではないので知り合いに会うこともまずない。

空いてたこともあって車中ではずっと彼女の手を握り、ただ幸せに浸っていた。

f:id:Donchang:20210304231159p:plain

 

京都に着き、年明けまではまだかなりある早い時間だがお参りをする。

タイミング的には初詣、というよりはその年最後の懺悔という感じになってしまった。

もちろん、彼女とずっと幸せでいられますように、という願いだったが、

どうやら神様は聞いてくれてなかったみたいだ。

あまり長い時間滞在すると日付が変わってしまう。

すぐに戻らないと。

まるでシンデレラだ。

そして私が自分に課した重要なミッションがまだ残っている。

その時間も確保しておかないと。

もちろんどれだけ時間を要するかは自分の持っていき方次第だ。

最初に待ち合わせた場所に戻ってきたのが夜の9時くらいだったと思う。

ここから自宅までは私は自転車、彼女は電車で1駅のところだ。

このまま駅まで送ってしまったら温めていた計画が無駄になる。

今こそあの妄想を現実に変えるときなのだ。

とにかくまずは舞台を整えないと。

少し話さない?といって彼女を駅近くの小さな公園に連れて行く。

人気もなく真冬の暗く寒い公園だ。

f:id:Donchang:20210305080554p:plain

京都まで往復してたっぷり時間はあったのにこれ以上何話すんだ?

という気もするが、目的がそこではないのでそれは置いておく。

どのくらいの時間、何を話したのかまったく覚えていないが、

とにかく時間が気になって仕方がなかったことは覚えてる。

話をしながら、どういう展開に持ち込んでいくべきか・・・と悩み倒したが、

何を話してても自然に致す流れにはどうしてもならない。

イムリミットがどんどん迫るし、とにかく寒い。

半ば開き直り、思い切って

 

「クリスマスのリボン、どうもありがとう」

「・・・目瞑ってもらっていい?」

 

会話の流れとかもう完全にどっかいっちゃってる。

というかどうせたいしたストーリーなんか作れないんだから

最初から潔くストレートにこうすりゃ良かったのだ。

かなり強引な流れではあったがようやく本懐を遂げた。

彼女は黙って受けてくれたのだが、その後はお互いなんか必要以上に照れて

意識してしまい、さっきまで弾んでいた会話が嘘のように沈黙の時が流れた。

日付が変わる前に彼女を駅まで送り、ようやく家に帰る。

 

帰ってきた私に母が聞いてくる。

「何しに出かけてたんや?」

「うん、友達と遊びにね・・・」

ウソつけ。

彼女と会って親に話しにくいこと済ましてきたんだろ。

 

長い長い夜だった。

時間にして5,6時間程度のことだが、疲れと達成感が同時にやってくる。

家族は紅白を平和に見ており、例年と変わらない年末の光景だ。

私だけがいつもと違う年末になっており、なんか落ち着かず挙動不審になっていた。

夢見心地でボーッと紅白を見ている家族の姿を眺めてた記憶がある。

 

女の子の唇ってあんな柔らかいんだなあ、って知った思い出の1日。

Microsoft Solitaire Collection ~ソリティアが面白い!その④ -Pyramid-

↓ 前回のお話

donchang.hateblo.jp

4つ目の今回はピラミッドだ。

f:id:Donchang:20210323082121p:plain

 

使うカードは52枚(ジョーカーはない)。 

スタート時のレイアウトはこんな感じだ。

f:id:Donchang:20210323191606p:plain

 

場札・・・ゲーム名の由来でもあるピラミッドの形に28枚ある。

山札・・・左下にあるカードの束で、一番上のカードは表向きになっている。

捨て札・・・山札の1番上のカードをここに移動すると、

      山札の次のカードが表になる。

      つまりこのゲームで場札以外に使えるカードは山札と捨て札の2枚。

 

足して13になる2枚を選ぶとその2枚が消える、というのがルール。

最終的には場札からカードがすべて消すことを目指す。

山札や捨て札は余ってもいい。

 

ゲームの進め方

  1. 場札+山札、場札+捨て札の組み合わせで足して13になる2枚を選ぶとそのカードが消える。もちろん場札同士で13にできる2枚があればその2枚で消してもいい。
  2. Kは単独で消せる。
  3. 場札でさわれるのは上にカードが重なっていないものだけ。
  4. 消せる組み合わせがなければ山札をめくる。
  5. 山札は24枚あるが、一通りめくり終わっても場札にカードが残っているときは、山札は3回までめくり直せる(つまり山札を3周めくる間にクリアできればいい)。
  6. 上級になると山札+捨て札で13になる場合に消さないといけないときもある。

 

山札を3周めくる間に場札からカードがなくせなかったら負け。

5種類のゲームの中では割と単純なゲームだ。

チャレンジゲームとかイベントとかでこのゲームをやってると

「〇ディール以内に〇ボードクリアしなさい」

みたいなミッションが課されるときがある。

「ディール」とは手詰まりになってカードを新たに配り直すこと。

「ボード」とはクリアしたゲームの回数のことだ。

2ディール以内に2ボードクリア、であれば1回だけ配り直してもいいから、

その間にゲームを2回クリアしてね、という意味だ。

1ディール以内に3ボードクリア、であれば配り直しなしで3ゲーム連続クリアだ。

1ゲームクリアすると次のゲームのためにカードが勝手に配られるが、

これはディールの回数には含まない。

 

このゲームのいいところは1ゲームを短時間で遊べること。

そして結構戦略性も問われるので、時間をかけずに頭も使えるところだ。

場札の上の方にある札を消すための相手になるカードが、

山札の束の最初の方にあると結構難しい場合が多い。

せっかくあとてっぺんの1枚だけになったのに、相手になるカードが

もうかなり前に山札からめくっちゃってるよ、ってな場合だ。

こういうときに上の6.のトリックが生きる。

山札と捨て札を組み合わせて消すと、捨て札から消えたカードが1つ戻るのだ。

これによって既に使えなくなったはずの捨て札が、めでたく使えるようになる。

どんどん消していければ、かなり前半の捨て札を復活させることも可能。

 

単純なんだがかなり奥が深い面白いゲームだ。

イボ治すのにどんだけかかるんだ?

私は現在イボの治療をしている。

付き合いは長く、遺伝なのか体質なのか幼少期から結構できる。

手の甲とかだったらイボコロリで治したりできたのだが、

今できているのは足の親指だ。

f:id:Donchang:20210308203308p:plain

それらしきものがあるなあ、と気づいたのはもう20年以上前なんだが

初めて治療して以来、治ったと思ったら再発の繰り返しでこれが3度目。

場所が場所だけに圧がかかってイボが皮膚の中に埋まっていく感じになるので

実に治りにくい場所といえる。

 

治療はオーソドックスな"凍結療法"というものだ。

超低温の液体窒素を綿棒につけ、それを患部に押し当てるという

まるで根性焼きのような方法だ。

f:id:Donchang:20210308203457p:plain

患部を意図的に凍傷にして組織を壊死させると下から正常な組織が押し上げる。

そしてまた表面に出てきた患部を壊死させて・・・を繰り返していくと

最後はすべて正常な組織に置き換わる、というわけだ。

想像する通り、この治療はすごく痛い。

場所にもよるが、指先というのは神経が集中してる場所なので多分一番痛い場所だ。

これを2〜3週間に1回のペースで行うのだが、今回はかれこれ3年以上やってる。

さすがに治療の痛みにも慣れてはくるが、痛いものはやっぱり痛い。

先生は治ってくると皮膚の表面がすっかりキレイになるから、と言うのだが、

全然キレイになる気配がない。

相当前から育っているものなので、かなり根深く棲みついているんだろう。

せっかくここまでやってきたので、ここでやめるのは悔しい。

何年でも根気よく通って絶対治すぞ。

 

関係ないが、イボってのは俗称であり医学的には"疣贅(ゆうぜい)"と呼ぶらしい。

まあそんな呼び名なんてどうでもいいのだ。

早くこの痛みのサイクルから私を救ってくれ。

頼むよ先生。