人生の雑記帳

思ったこと。気付いたこと。疑問。後悔。思い出。忘れたくないこと。そんなことを書き留めよう。

告白します・・・-あのときはごめんなさい-

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今週のお題「告白します」。

「告白」といえば真っ先に思い浮かぶのはやっぱり好きだった女の子ってことに

なっちゃうのだが、これは別の記事で書いてるのでそっちで。

donchang.hateblo.jp

 

それ以外にやらかした系で思い出すことが1つある。

私はプロレス好きで何度か大阪からはるばる東京まで見に行った経験があるのだが、

高校生のときに1度警察の御厄介になってしまったことがある。

 

プロレスの試合というのは大概夜に行われる。

終わるのはだいたい夜の9時頃が相場だ。

そうなると当然日帰りはできないので宿泊が必要だ。

だが、そのときの私はホテルとかを予約しないまま無鉄砲に旅立ってしまっていた。

探せばホテルの1つや2つくらいあるだろ、とタカをくくっていたのだ。

でも実際どこを探せば高校生が泊まれる価格帯の宿泊施設があるのかはよく知らない。

当時はスマホはもちろんだがインターネットそのものがまだない時代だ。

私は何を思ったか都営地下鉄の駅員さんにホテルの場所を聞いていた。

「歌舞伎町とか探せばあると思うよ」

駅員さん、高校生に歌舞伎町紹介しちゃダメでしょ。

何も知らない私は夜10時を過ぎた歌舞伎町へ行ってみた。

客引きも多いし、とても高校生が1人で歩ける雰囲気の街ではないことに気付いた。

私は生きた心地がせず、前方から視線を外さないようにして歌舞伎町を脱出した。

とにかく怖かった。

ホテルどころではない。

もはやどこを探せばいいのか全然わからない。

今思えば御厄介になる前に警察に聞けば良かったのに、それは思いつかなかった。

 

私はもう開き直って一晩中歩き回って始発を待つことにした。

当時は漫画喫茶やネットカフェもなく、ファストフードも24時間ではない。

どこをどう歩いたのかは全然覚えていないが、住宅街をとにかくほっつき歩いた。

午前2時を過ぎた頃、さすがに足が疲れて歩けなくなってきた。

そんな私の目に鍵のついていない古びた自転車が飛び込んできた。

「もう疲れた、乗ってっちゃダメかな・・・」

結局乗っちゃってた。

始発の時間になったら返せばいいや。

安易にそう考えてた。

ほどなくしておまわりさんとすれ違った。

夜中の2時に高校生らしき少年がでかいカバン持って自転車でふらついてる。

どう見ても不審だったらしく、速攻で職質を受けた。

で、事の一部始終を話さざるを得なくなり、交番に連れてかれた。

そこでは事情聴取と雑談と事務的な手続きに終始したのだが、

最後は所轄に連れていかれてこっぴどく叱られた。

朝4時頃の出来事だ。

紛れもない窃盗なんだから当たり前。

結局最後はパトカーの中で散々お説教され、始発に合わせて解放された。

未成年なので当然親にも連絡がいっている。

真夜中の電話で親もさぞかし驚いたと思う。

帰ってからもそれはそれは厳しく指導された。

自分が悪いので黙って神妙に聞くしかなかった。

 

今ならスマホがあるから事前に調べることも簡単にできるし、

当日飛び込みで泊まれるところもあるだろう。

よくもまあ知らない土地に何のあてもなく泊まりで行ったもんだと思う。

そして自転車の持ち主の方。

どなたかは存じませんがその節は申し訳ありませんでした・・・

深く反省しております。