随分昔だけど・・・一気読みしたのはこれ。
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今週のお題「一気読みした漫画」。
私が子供の頃によく読んだ漫画はドラえもんなんだが、
これは単行本が出るたびに買って読んでたので、細く長く楽しんだタイプのもの。
一気読みしちゃうのは「期待感なく手に取った話が予想外に面白い場合」だ。
思い出すと、一気読みするほど没頭したのが5つほどある。
妻をめとらば
学生時代にしょっちゅう行く定食屋に置いてあった。
いつも読むジャンプとかスポーツ新聞が誰かに取られてたため、
仕方なく手に取ってみたわけなんだが、これが結構面白い。
その後しばらくはこれを読むために、店に通っていたといってもいい。
だが、結婚願望の強い主人公と相手候補の女性のやりとりが実にじれったい。
あまりに優柔不断なやりとりに後半はだんだん嫌気がさしてしまい、
一気読みした後にすごくガッカリな読後感に苛まれた。
「めぞん一刻」の五代と響子さんの関係にイライラしたのと似てる気がする。
響子さん鈍感すぎるんだもん。
サバイバル
最近小学生向けに似たようなタイトルの漫画シリーズが出てるが、
それよりずっと前にさいとうたかを原作で世に出た作品。
大地震で壊滅した日本を舞台に生き残った少年が、
孤独と戦いながら生き抜くさまを描くものだ。
中学生のときに床屋の待ち時間に読んでたら面白くてハマってしまい、
続きが気になってまだ伸びてもないのに頻繁に通った。
しかも混んでる曜日と時間帯をわざと狙って。
無事読み終えることはできたが何度でも読みたくなる内容だったため
数年後に中古屋でまとめ買い。
今でも自宅の本棚の目立つところに置いてあり、現在中学生の息子が読んでる。
非常時に役に立つ内容もかなりある。
ブレイクダウン
サバイバルと同じさいとうたかを原作。
こちらは小惑星が地球に衝突した後の物語。
主人公が20歳過ぎの冴えない青年であり、生き残った人が多数いることから
醜い人間関係を中心に描かれており、サバイバルに比べて読後感はあまり良くない。
でもやっぱりさいとうたかを漫画だけあって何度でも手に取ってしまう魅力がある。
大地震も小惑星の激突も現実にあり得ることだからなんだろうな。
アウターゾーン
昔少年ジャンプで連載されてたやつ。
現実とは違う「アウターゾーン」に足を踏み入れた登場人物が不思議な体験をしたり
奇妙なグッズを手に入れたはいいが欲にかられて命を落としたり、という話。
「笑ゥせぇるすまん」、最近なら「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」と近いテイスト。
だいたいジャンプの巻末だったからそれほど大ブレイクしたわけではないが、
コアな人気はあった作品みたいだ。
私もそのコアなファンの1人だったので、連載が終わった後もう一度読みたくなり
中古屋でシリーズ一気買いして一晩で読んでしまった。
設定がいつか見たような話も多いが、通常ならバッドエンドで終わるところを
作者の信念でハッピーエンドに変えているものがかなりある。
3つの願い事を叶えてくれる道具であれば、だいたい3つ目で地獄に落ちるのが通例だが
裏の裏をかいて人間側が勝つ、とか。
江戸むらさき特急
ビッグコミックスピリッツで連載されていた四コマ漫画。
3巻までしか出てないが、とにかく面白くて夢中で読んだ。
舞台は江戸時代だったり時代劇だったり、とにかく昔の日本。
そこに現代にしかないエッセンスを混ぜて笑いを作るものが多い。
日本の歴史を勉強したことがある人なら3倍笑えると思う。
私も高校時代日本史を選択していたのでツボに嵌った。
他にも多分あるとは思うが思い出せるのはこのくらいだな。
一気に読めるものはそれだけ面白いからなので、
時間を置いて何度でも読み返したくなるのが共通点だ。
読まなくなった本はかなりヤフオクとかに出して減らしているが、
こういう本は最後まで手元に残すだろうな。