女の子の話その①。-中学時代-
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私にも学生時代に好きな子がいた。
うまくいった子もいればダメだった子もいる。
当然ダメな方が多い。
そんな中で心に残っている子のことをいくつか書いてみる。
私の中学時代は女っ気がまったくなかった。
いや、女の子は大好きだったのだが向こうが相手にしてくれなかったのだ。
小中学校は地元の公立だったので、いつもクラスの半分はほぼ顔なじみであり、
さらに男子というのは幼いので、私のようなイケてない男子は「恋愛の対象」
にはしてもらえなかったのだ。
男女仲は基本悪い。
理由はとにかく男子が「アホ」だから。
掃除はサボる、女子(特に気になっている子)をからかう。
そんなことばかりしていた。
3年になってようやく男女仲の良いクラスになったのだが、
既に女の子から見た私のイメージは出来上がってしまっていたので、
まったく浮いた話にはならなかった。
私もそういうもんだと受け止めていた。
かわいい子だな、と思う子はいても、それ以上のことを望まなかった。
いや、望んでも無駄だと悟っていたという方が正しい。
私は至って普通の男子だったと思うが、一度ついたイメージを覆すのは至難だ。
ただ成績は良かったので、女の子に勉強を聞かれて教えたりするだけで満足していた。
そんな私も高校生になったが、ここで私の「立ち位置」が少し変わることになった。