人生の雑記帳

思ったこと。気付いたこと。疑問。後悔。思い出。忘れたくないこと。そんなことを書き留めよう。

子供が予備校に通いたいと言い出した。 -子育て中の親として譲れない2つの条件-

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子供が塾へ通うと言い出した。

真ん中の中学生男子だ。

反抗期真っ只中であり、学校に悪態をついては勉強もロクにやらない。

しかしさすがに少しは成績を上げなきゃと考えたらしく

塾へ行かせてほしい、と妻に頼んだみたいだ。

塾というよりは予備校という方が正しい。

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結構な月謝がかかる。

でも子供がやりたいと自分から言ってるのだから叶えてやりたい。

妻はコトの決定権を私に委ねてきた。

金を出すのは私の仕事だからだ。

私は実に久々に息子に語りかけることになった。

 

「予備校に行かせてほしいんだけど」

「本気でやるんだな?」

「やるつもり」

「わからないからって投げ出すなよ?」

「わかってる」

「じゃあ行っていい」

「ありがとう」

「でも条件がある」

「なに?」

「成果は"結果"か"姿勢"で示せ」

「どういうこと?」

「まず学んだ成果が出ればテストの点数に現れるはずだろ?」

「うん」

「それが結果」

「はい」

「でも思い通りに結果が出ないときもあるよな?」

「あるだろうね」

「そんなときも真摯に学習に取り組む姿勢を見せなさいってこと」

「姿勢ってどういうこと?」

「人のせいにしたり投げやりな態度を取らないこと」

「わかった」

「最低限その2つのどっちかが守られてればいい」

 

かくして彼は予備校に通うことになった。

さすがに私から久々に彼に対して放った言葉がかなり効いたらしく

しっかり取り組んでいて成績も確かに上がった。

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普段から口うるさく言っている人の言葉というのはどうしても軽くなるが

実に2年ぶりに話をしたせいか、相当重く響いたみたいだ。

妻との役割分担がいい方に出た例といっていい。

 

しかし予備校ってはもの凄く金がかかるんだな。

個別指導を選択すると週1コマでも月に3万を下らない。

私立学校に通わせてる気分だ。

そりゃ1人の先生を1人で1時間以上拘束しちゃうんだもんな。

人件費全部乗っかってきて当たり前だ。

まあ金でなんとかなるところはなんとかしてやりたい。

親にできるのはそこまで。

人生の糧にするもしないも本人次第だ。

親にとっても子育てで一番辛抱のしどころなんだろう。