雨の日・・・それは子供にとって夢の世界。
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今週のお題「雨の日の過ごし方」。
自分自身は晴れても雨でもおんなじ。
インドア派だから。
晴耕雨読じゃなくて晴読雨読。
本なんてめったに読まないけど。
でも子供が小さい頃は違った。
晴れてる日は当たり前だけど、雨の日こそ外で遊ばせたものだ。
他にだ~れもいないから、周囲を気にせず遊べるのだ。
親は傘さしたりして体温維持に努めるが、
子供にはずぶ濡れになっていいから遊んでおいで、って野に放つ。
カッパ着せても邪魔なだけで意味もないので普段着のまま。
するといつも以上にはしゃぎ倒す。
普段できないことができるのが嬉しいんだろうな。
よく遊んでいた公園にある砂場は、周辺より少し掘り下げてあったため
雨が多めに降るとプールみたいに水がたまる。
最初は長靴のままじゃぶじゃぶ入り、そのうち裸足になり
最後は服着たまま泳ぎだす。
これがまた実に楽しそうだ。
土砂降りの中、きょうだいでハイテンション野球やってたこともあったな。
ゴロ打つと水しぶきがあがり、すぐ止まるボール。
普段はやらないヘッドスライディングもぬかるんでるから嬉々としてやっちゃう。
通りかかった人からみれば「何やってんのあの親子」だっただろうが
こういうときこそ親は発想の転換だ。
そりゃ濡れない方が世話かからんし楽だけど、
最初からずぶ濡れ前提で外に出てるわけなので全然気にならないし
逆に目一杯汚してこい、って開き直れる。
寒いって言い出したらすぐ帰って風呂に入れればいい。
ドロドロになった服や靴はあとで洗えばいい。
出先だったら着替えさせてリフレッシュすればいいのだ。
雨上がりとかに子供が水たまりで遊ぼうとして母親に止められるのを何度か見た。
「汚れるでしょ」
「靴が濡れちゃうでしょ」
子供はそういうことこそやりたがるもんなんだけどなあ。
止めるより汚れても、濡れてもいいように親が考えてあげる方がずっといい。
「北風と太陽」の太陽っぽい考え方だな。
サンダル履かせるとか替えの靴準備しとくとか着替え常備しておけば
なんぼでも好きに遊ばせられんのに、もったいないなあっていつも思ってた。
そういう遊びをさせたくない理由って子供のためじゃなくて親の都合だからね。
子供にとって雨の日の外遊びは非日常の世界。
好きなようにやらせておいて良かったと思う。
さすがに今はもうやれって言ってもしないだろうけど、
子供が大人になったときに思い出して懐かしがってくれたらいいなあ。