自分で登記その① -登記とは何か?まずは調べてみよう-
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数年前に土地を購入し、某ハウスメーカーで家を建てた。
非常に高い買い物であるので、無駄な費用はなくしたいものだ。
ハウスメーカーからの見積もり提示の際、気になる項目があった。
"登記費用20万円"とある。
これって具体的にどんな費用?
営業担当に聞いてみた。
「法務局への登記申請作業を代行する司法書士への報酬です」
結構かかるんだな。
士業に頼まなきゃいけないほど難しいことなんだろうか。
帰って登記についていろいろと調べてみた。
家を建てるときに必要な登記には以下のようなものがあることがわかった。
- 所有権移転登記
- 滅失登記
- 表題登記
- 保存登記
- 抵当権設定登記
- 住所変更登記
登記というのは法律で義務付けられているわけではないが、
相続など人に譲り渡すときには第三者に所有権を主張する際に有効なものだ。
そして何より、登記は原則
"自分でするものである"
ということだ。
そこで自分でやろうとしたら何が必要で、どういう手順なのかを丹念に調べた。
結論は
”全部自分でできる"
抵当権設定だけは難航することが予想できたが、トライしてみる価値はある。
私は営業担当に登記は自分でやるから見積もりから削除してもらうように依頼した。
私は自分で得た知識を駆使して登記を進めることにした。
自分でやることによるメリットはだいたい次のようなものだ。
- 司法書士への委託費用が浮かせられる
- 法律的な知識が得られる
- 相続のときにも役に立つ
当然デメリットもある。
- 何度も法務局に行く時間を作らないといけない
- 交通費がかかる
- 申請書の書き方とか添付する書類が足りないとか間違いが起こる
まあ郵送で申請することもできるし、今はいろんなサイトで情報を集められるので
司法書士に払う報酬額を考えたらメリットは非常に大きいと思う。
私はなんとなく不安だったのと、登記官に直接書類を確認してもらいたかったので
毎回法務局に出向いて申請することにした。
登記後に出来上がる書類も毎回取りに行った。
現地へ行くことで肌で感じられる経験をしておきたかったからだ。
それぞれの登記申請について、揃えた書類・注意したこと・苦労したところ・手順
なんかを書き記しておきたいと思う。
これから家を建てる誰かの役に立てば幸いだ。
但し、あくまで私自身の経験に基づく記憶と記録による情報なので、
誤りがあったとしてもそこは御容赦いただきたい。