人生の雑記帳

思ったこと。気付いたこと。疑問。後悔。思い出。忘れたくないこと。そんなことを書き留めよう。

ヤフオク!の話その⑤ -落札後でも発覚したことは説明しよう!-

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今回の事例は完全に出品者である私の不手際。

子供用の野球帽を出品したときの話だ。

前後、そして内側も写真を撮って商品説明に載せた。

外観でわかる不具合は特にない。

無事落札されたので、梱包しようと商品を手に取った。

ここで私は気付いた。

帽子の後ろ側にあるアジャスターがうまくはまらない。

出品前に確認していなかったのだ。

アジャスターにはいろんなタイプがあるが、このときはスナップバックと呼ばれる、

穴にパチパチと突起を合わせるタイプのアジャスターだった。

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全部が使えないわけではないのだが、半分くらいの突起が穴にはまらないのだ。

まあどのサイズでも1箇所ははまっててなんとか固定はできるし使える範囲だろう、

と私は自分に都合よく解釈し、そのまま梱包して発送した。

 

翌日、受け取り連絡とともに評価が返ってきた。

「悪い」がついていた。

理由はやはりアジャスターだ。

初めてもらう「悪い」評価となってしまった。

私は後悔した。

梱包前に気付いていたのだから、正直に落札者に伝えれば良かったのだ。

落札者がキャンセルを希望すれば返金も致し方ない。

出品手数料は負担しなくてはならないが、これはもう身から出た錆だ。

でも私はこれくらいなら大丈夫だろう、とそのまま発送して痛い目に遭った。

 

同じようなパターンで電化製品の説明書を落札後に紛失してしまったことがあった。

落札者には商品説明に載せていた説明書がなくなってしまったことを発送前に謝罪し、

キャンセル、あるいはメーカーHPからダウンロードしたものを製本してつける、

いずれかを提案したところ、なくても大丈夫、という返事をもらい事なきを得た。

こういう経験があったため、今回も連絡しなくても・・・という甘さがあったのだ。

 

「悪い」評価がつくと凹んでしまうが、ついてしまったものは仕方がない。

もっと大事なのは事後だ。

どんなに理不尽なコメントや評価をもらってもこちらが感情的になってはダメだ。

よく他人の「悪い」評価を覗くことがあるが、かなり心象が悪いものをよく目にする。

お互いが売り言葉に買い言葉で激しく罵り合っているのだ。

相手に対して一時的にマウントを取れるかもしれないが、結局誰も得しない。

たった1つの「悪い」評価であってもこんな汚い言葉を使う人と取引したくない、

と思われても仕方がないからだ。

 

私は機能を確認せず出品・発送してしまったことを詫びた返答を入れた。

一度ついた「悪い」評価は消えないし、そこを見にくる取引相手は必ずいる。

そのときに真摯に非を認めるべきところは認める姿勢を示していれば、

評価を見た人に与えるイメージはそれほど悪くはならないはずだ。

出品をしている以上、なかなか良い評価ばかりにはならない。

「悪い」の数よりも、そのときにどう対応したかの方がずっと大切なのだ。