ヤフオク!の話その⑥ -商品を取り違えて発送してしまった!-
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以前書いた帽子のアジャスター不具合の件とちょっと似てるんだが、
こちらは発送後に落札者から指摘されるまで間違いに気付けなかった件だ。
出品したのはPCとかで使うメモリだ。
箱に入っており、2GBの容量がある。
そのまんま写真を載せて商品説明も書いて出品し、落札された。
速やかに発送を済ませ一件落着、だったはずなのだが、落札者から連絡がきた。
「2GBって書いてあったはずなんですが、入ってるのは256MBではないですか?」
「返送しますので一度確認してみてもらえませんか」
寝耳に水だ。
いや、実際には現物の容量まで確認せず出品していたというのが正しい。
2GBの箱に入ってるから、中身も当然2GBだと思い込んでいたのだ。
現物が戻ってきたので商品の印字をじっくり観察してみると確かに256MB。
完全に私が勘違いして2GBと容量を偽って出品してしまっていた。
これはもう言い訳のしようがない。
落札者には「確かに256MBでした、申し訳ございませんでした」と謝罪。
もちろん落札代金+送料+返送料も全額返金だ。
でもなんで2GBの箱に256MBが入ってたんだろうか。
過去の記憶を辿ってみて思い出した。
もともと256MBを使っていて、2GBを新しく買って取り換えたとき、
取り外した256MBを2GBの空き箱に入れて保管していたんだった。
かなり前のことだったのですっかり忘れてた。
まあ出品するなら中身と箱が一致しているかくらい確認しろ、ってことなんだが。
例えばCDなんかでもケースがあったからそのまま売りに出したら
実は中身が空だったとか、全然違うアーティストのが入ってたとか、あり得る話。
電化製品とかで動作確認するのと同列に考えるべきことだ。
幸いにして実に丁寧で真摯な落札者だったため、こちらが謝罪と返金を
速やかに行ったら特にお叱りを受けることもなく、最後には良い評価までくれた。
ここでもやはり素直に非を認め、スピード感をもった事後対応が功を奏したのだ。
失敗はしないに越したことはないが、ミスを犯してしまったときにこそ
学びや成長があるものだ、と再認識したというお話。