ヤフオク!の話その⑦ -思い込みは禁物!-
\読者登録おねがいします/
これも先のメモリの容量違いの件と近いのだが、こちらは少しばかり話の中身が重い。
出品したのはDVDレコーダーだ。
本体の他に取扱説明書とリモコンをつけ、落札された。
動作も良好であることを確認しており、まあ問題なく取引できるだろうと踏んでいた。
しかし商品が届いた後、落札者からメッセージがきた。
「リモコンが純正ではありませんので、純正品を送って下さい」
「純正リモコンであることを前提としてこの商品を落札しましたから」
え、あのリモコンって純正じゃなかったの?
私は慌てて出品時の商品写真とメーカーHPを調べてみた。
確かにリモコンの姿が違う。
レコーダーはもともと電器店で購入していたので当然リモコンは純正だと思っていた。
どうも後から調子が悪くなって汎用品に買い換えたことを忘れてたみたいだ。
それをさも当然のように「純正リモコン付き」なんてロクに確認もせず
説明に書いてしまった私が悪い。
純正とかつけず、リモコンは写真を参照下さい、とか書けば良かったのだ。
そうするとこのときの落札者は入札してくれなかったとは思うが。
さてどう処理するのが一番良いのか。
不要だったから売ったわけで、例え利益が少なくなったとしても
なんとか落札者に満足してもらってこのまま取引を完了させたい思いが強い。
落札者はリモコンさえ純正にしてくれたらいいと言ってる。
ならば純正リモコンを調達して送ってしまおう。
利益ほとんどなくなるけど自分が悪いんだし、モメるのも嫌だし。
私は落札者にメッセージを送った。
「リモコンを取り違えたみたいで申し訳ありませんでした」
「純正リモコンを確保でき次第送りますので少々お時間を下さい」
いかにも在庫品と取り違えたので倉庫を探します、みたいな感じだが、
実際はオークションで急いで中古を買って送るのだ。
幸い純正リモコンはいくつか出品されており、即決のやつを1つ購入した。
トラブルから3〜4日で発送したので、落札者も急かしてくることはなかった。
リモコンが無事到着して落札者も満足してくれたのか、良い評価をくれた。
いやー自分が見落としていたところを落札者に突かれると肝を冷やす。
思い込みは本当良くない。
ひとつひとつ型番とかきちんと見てから出品しないとダメだな。